このスイッチ部は3種類あります。 Mk.1、初期・中期型においてはプラスチックの箱で作られ平板スイッチ板にボルトと
コイルにより固定されたもので箱の側より出ている凸形に当て電源をON・OFFとするものです。 これらの動作は上部の
回転数選択スイッチによりスチームベルト・花型ガバナーミッション、平板スイッチを通じて行われるもので平板スイッチの
脱着に関してはシャシー中央より小シャフトから取り付けられたスプリングコイルバネにて行われるものです。 
Mk.1中後期においては2本のコイルバネとベークライト製のプレートに金属端子板を取り付けたものとなり、いわゆる
ポイント接点形となっています。 2本の固定ネジでシャシーにとりつけられていて上部はベークライト製のフタが、一方は
ワッシャーでもう一方はビスでポイント本体より伸びたガイドにしめつけられるようになっています。 このポイント部は
平板プレートスイッチ板よりアクションを与えられ電源のON・OFFの動作を行うのですが、このアクションタッチ部の確実な
動作を完全に調整しなければ電源スイッチが働かず電源が伝わらず動くことができません。 このアクションタッチ部の
強弱は、平型プレートスイッチのコイルバネの内蔵したボルトと2個のナットにより調整します。



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電源スイッチ部について